センチメモリー/センチメモ

いつの間に私たちはこんなに遠くへ
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光の射す方へ

 旧年中は大変お世話になりありがとうございました!
 今年もよろしくお願いいたします。

 元日は初日の出の名所として有名な銚子・犬吠埼へ行ってきました(我々は日が高くなってから出発して、現地到着は昼過ぎでしたが)。
 銚子電鉄はレトロな感じのかわいい電車でした。一眼レフを首から提げた人が沢山いて、要所要所で激写しておられました。中でもアイドルの撮影会みたいなテンションになっているところがあって何がいるんだろう?と思ったら桃鉄(桃太郎電鉄)のペイントの車両が! 犬吠駅にはかわいいボンビーもいました(笑)

 右手に海を見ながら灯台へ向かいました。灯台に近づくにつれて左側にも海が開けてきて、ものすごくパノラマな感じで視界が一面海に。
 灯台からは水平線が見えました。「地球がまるく見える」という冠が展望台に付きがちだったのですが、確かに水平線はちょっと撓んだ感じに見えた。

灯台

 みやげもの屋を冷やかしつつ歩いていると突然「こーんにーちはー!」というハイテンションなおねえさんの声が。「……イルカショー?」「イルカショーだね」と目の前にあった犬吠マリンパークに入ってみる。案の定イルカショーでした。
 昭和の香り漂うマリンパークで、イルカやペンギン・アザラシのいる屋外には硬貨で動くヨッシーの乗り物がいるカオスぶりだったんですが、イルカは頑張ってショーをやってました。
 イルカのショーのあとにアザラシのごはんタイムも見られました。アザラシはあんまり芸を覚えないんだそうですが、手を振ったりくるくる回転したり愛らしかったです。2頭でチューもしてくれました……男の子同士で(笑)
 ふれあいコーナーのヒトデが生死不明だったり、ウーパールーパーがぎっしりしすぎていてちょっと気持ち悪かったり、謎のお正月コーナーがあったり(ウミウシと伊勢エビがいた)、飼いきれず捨てられていたのを利根川で保護されたというカミツキガメがいたり、何かとカオスでしたが面白かったです。
 ねうねうがわにわにパニックを見つけてワニを叩きのめしておられました。

ウミウシ?

 その後、銚子電鉄を途中下車して川口神社へお参りしました。
 道中眺めた夕暮れの銚子漁港がすごくきれいでした。風力発電の風車がくるくる廻っていて、町にあかりが灯っていて。
 おみくじは末吉でした。じわじわ回復してきていると信じよう。

 行きの電車の中でiPodをシャッフル再生したら、今年の一曲めはイエモンの「離れるな」でした。濃い……

水平線
遠くまでゆく | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | 麻子

センチメンタル・デイトリップ

 引き続き有休消化満喫中。

 本当は旅に出たかったのですが、あらゆる面で余裕がなかったので、せめて都内だけでも脱出して宇都宮へ行って来ました。ポイントは行くのが比較的楽なこと(池袋から埼京線経由で宇?宮線に延々乗っていればよい)、そのわりに遠出した気分になれること。
 目的地は大谷石地下採石場跡。たまたま店で「ニッポン地下観光」とかなんとかいう本を眺めていて知ったスポットです。龍泉洞、秋芳洞と行って完全に地下空間に目覚めてしまったよ。しかも「SOUL LOVE」の撮影場所と聞いたらもう行くしか……!(どこまで行ってもとどめがGLAY)(LUNA SEAのPVにも使われたらしいです。どれだ?「STORM」?)

採石場跡

 すごく寒かったけど良かったです。人工の巨大地下空間はそれはそれでいいなあと思いました。
 大谷という土地じたい、石を切り出してるせいか景観が面白かった。せっかくなので大谷観音にも参拝し(磨崖仏づいてる)、登山道を軽く登ってみたりとか結構やりたい放題しました(笑)
 市街地へ戻ってから大谷石を使って建てられたという松ヶ峰教会にも行ってみました。素敵な教会だったけど、見学の受付がよくわからなくて外観しか見られなかった……。

大谷観音松ヶ峰教会

 またしても何の計画もなく動いてバスを45分待ったり、空腹を後回しにして歩き続けた挙げ句ごはんを食べはぐったりしましたが、やっぱりひとりでふらっと遠出するのはいいです。
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パワー・オブ・ハリウッド

 大阪一泊二日・USJから帰ってきました。最後の最後まで遊んでしまった……TDRもUSJも泊まりがけで行って、TDSには2回も行ってしまった……。
 30日は朝の東京駅からしてすごい人だったんですが、USJもかつてないほどに混んでいました。過去行ったときには2回とも、土日にも関わらず経営状態が心配になるほど快適に空いていたのに! しかもファストパスの替わりにエクスプレスという有料の優先チケットを買わなければならなくなっており、私たちが着いた昼少し前にはそれは完売していたので、久々に何もかもイチから並ばなければならず……スパイダーマン(アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド)とウォーターワールドしか回れませんでした。

 でもスパイダーマンのためだけにでも行った甲斐があった……! もう、面白いとか通り越して感動しました。ライドでこんなことが出来るなんて!
 150分間震えながら待って気力体力ともに限界の状態で乗ったのに、降りたら「やばいもう1回これ乗りたい! このためだったらまた並べる!」と思ったよ(実際、その後120分待ちで2回目乗った)。
 USJはサービスにおいては圧倒的にディズニーに落ちると思いますが、アトラクションはほんとすごいですよね。待っただけの期待を絶対裏切らない! 特にスパイダーマンは、ライド系アトラクションで賞をとったと聞いたことがあり、もの凄く楽しみにしていたのですが、それでも予想以上でした。3Dの映像とセットの組み合わせ方が非常に良くできていて、本当にスパイダーマンとニューヨーク中を飛び回った気分になれますよ!

 強風のせいで新しく出来たジェットコースター(ハリウッド・ドリーム・オブ・ザ・ライド)もほとんど運行できていなかったし、ウォーターワールドも内容変更していたし、出来ることならジョーズもジュラシックパークもターミネーター2も制覇したかったのですが、何せ寒かった……。6時前にはアウトしてホテルへ引きあげてしまいました。
 翌31日朝も早くからパーク入り口に列が出来ていましたが、前日よりも凄まじい強風で、この寒さと風の中カウントダウンするのは根性いるね……と母と言い合いながら帰ってきました。今度空いてるときにまた行ってアトラクション乗りまくってこよう……!
 1月6日まで12days of Christmasだとかで、年越しというよりはクリスマスムードでした。11月末にTDSでツリー点灯式を見て狂っていた季節感が、追い討ちをかけておかしくなりました。

クリスマスツリー

 なので年が変わるという実感も一切ないですが……あっという間だったなあ2007年は。
 皆様、良いお年をお迎えください!
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山口を冒険する

あすかちゃんとMさんと、14日〜16日の二泊三日で山口へ行ってきました。
 1日目・萩、2日目・秋吉台、3日目・下関で細かい観光プランは現地行って考えればいいよね! というアバウトな感じで、台風にも怯えながらの3日間でしたが、ものすごく充実した濃い旅行になりました!

 私は全くノーマークの土地だった萩は、行ってみたら予想以上にすっごくいいところでした。
 まず町の外れの萩城跡を目指し、指月公園を散策、天樹院墓所・キリシタン殉教者記念公園にも立ち寄り、とにかく一日中歩き回って城下町の白壁の街並みを堪能しました。
 口羽家住宅・菊屋家住宅・旧久保田家住宅を見学し、日本家屋の佇まいに感動! 皆本気で「住みたい!」と叫んでいました。口羽家では管理をされてるっぽいおばさんが、長州ファイブや維新志士のことなんかを見てきたような臨場感でとうとうと話してくれました。ホント、幕末の話を昨日のことのように語ってたんだよ!(笑)
 商家の菊屋家、造り酒屋の久保田家もそれぞれその場で物語を妄想したくなる雰囲気で、素晴らしかったです。蔵とか!

萩城趾

 メインの目的の秋芳洞も想像以上の凄さで、あすかちゃんは無数の竪穴・横穴に、Mさんは造形美に、私は空間のスケール感にそれぞれ圧倒されました。モリアだ……! とか思ってた(笑)いや本当に神秘的で壮大な空間でした。鍾乳石はしっとりしていて、水も常に流れているのに空気はわりとからっとしているのが不思議でした。不思議といえば、鍾乳洞の上に広がるカルスト台地には川も池も全然ないのに、地下にはあれだけきれいな水が流れているというのも何だか不思議な気持ちになりました……。
 300円別料金で払って入れる冒険コースに挑んだら真剣に怖かったです。足場が……! でも鍾乳石に大接近できるし、高いところから見るとまた違う光景なので、トライすることをオススメします。
 カルスト台地も散策しました。なだらかな草地がどこまでも続いて岩がにょきにょき生えている地形は思った以上に不思議な感じがします。

秋芳洞入り口カルスト台地

 下関は、それまでの反動かえらく都会に感じました。唐戸の旧秋田商会ビル、旧下関英国領事館で今度は擬洋風の建築にギャー! となりました(笑)レトロ最高! 日清講和記念館の文具や家具にもうっとりだった……。
 門司には渡らず、海峡とは思えない波と風に怯えながら関門橋のたもとを延々歩いて、壇ノ浦古戦場址まで行きました。唐戸市場も見た。憧れの市場でごはんができて大満足!

関門橋

 ごはんも、事前調査なしでその場その場で美味しそうなところを探してましたが、萩のレストランのフレンチも、秋吉台のかっぱせんじそばも、下関のラーメンも、赤間神宮の冷やしあめも、唐戸市場のお寿司も、もれなく美味しかったです。宿で出た魚料理やふぐも美味しかった!

 そんなわけであらゆる意味でおなかいっぱいになりました。あすかちゃんもMさんも面白いし! 旅行中ずっと喋りまくってしまいました……ありがとうございました。またこんな感じでどこかへ行けたらいいなあ〜。
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山のあなたのなお遠く

 残業して大急ぎでENDSのライヴ行ってそのまま夜行バスに乗って、母の帰省に同行してました。
 海にも山にも連れて行ってもらい、蟹やら蕎麦やらとうもろこしやら美味しいものを次々ごちそうになり、連日温泉に浸かり、同い年のいとこの子どもふたり(主に3歳の上の女の子・チョーかわいい)とへとへとになるまで遊び、もう全力でもてなされてきました。

 須坂であの! 相葉くん(嵐)と仲良しの狂暴カンガルー・ハッチとその家族を見るのが(母と私の)メインイベントでした。暑い日で、妻クララと息子クラッチは小屋のなかにいたのにハッチは炎天下の外で寝ていた……(笑)
 クララはおなかに第二子がいて、でもハッチとの子だという確率は50パーセントとのことでした(クラッチも前のダンナの子で、ハッチとは血が繋がっていない)。今度こそハッチの子だといいね……!
 ちなみに一応動物園なんですが、広大な公園の一角にある動物コーナーみたいな雰囲気でした。

動物園入口クララとクラッチ

 須坂の近くの小布施は栗で有名なところだそうで、桜井甘精堂というお店で栗わっぱ飯を食べました。美味しかったし、お店の雰囲気も素敵だった。

桜井甘精堂

 あと戸隠もよかったです。鬱蒼としていて、ほんとに天狗が出そうでした。いつか奥社までのぼってみたいな〜。長野のあたりは帰省ついでにちょこちょこ行って気が済んでしまいがちなのですが、戸隠にはいちどゆっくり行ってみたい。

戸隠

 私の両親は父も母も東京へ出てきて、マイホームを持ちたいとも思わないまま弟と私を育てたけれど、伯父や伯母やいとこたち、田舎の親戚はみな対照的と言ってもいいくらい土地に根を下ろしてしっかり暮らしていて、そういう確かな暮らしは得難い幸福だよなあ、と思います。
 私にそういう生活の適性があるかどうかはともかく、憧れる。
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杜の都で

 行ってきました、仙台。ライヴ以外直行直帰だった前回(GLAYヘビゲジツアー)はつくづく勿体なかったと常々思っていたので、一泊二日がっつり観光してきましたよ……Sethくんを引っ張り回して。SethくんはJを追いかけて16日・Zepp仙台→17日・日比谷野音というハードスケジュールだったにも関わらず、あちこち歩き回りたがる私に文句ひとつ言わず付き合ってくれました〜、ありがとう!

 おかげで1日目に松島、2日目に青葉城と有名どころをしっかり見られて満足です。
 松島周辺はガイドブックに書いてあるとおり松島海岸駅から歩きで概ね回れます。瑞巌寺ヘ行って、五大堂から海を見て、橋を渡って福浦島を一周しました。瑞巌寺は良かったです、石仏のある洞窟遺跡群も面白かったし、本堂の障壁画や欄間も綺麗だった。
 青葉城は景色が良かったなあ。バスで市内をぐるっと一周しながら、けやき並木がいい感じで、定禅寺通りなんかはおしゃれっぽくて、いい街だなあと思いました。東北大の学生さんが羨ましいなあ。

瑞巌寺青葉城

 ライヴは……始まる前、JのTシャツ着た人が随分多くて、えっ今日ってもしかしてアウェイなの?! と一瞬怯えました(笑)Jは元気そうで何よりだった……歌がうまくなったんだなあと思いました。MCには散々笑わされたけど……第一声が「放火魔Jがやって来たぜ!」だったからね(笑)
「PYROMANIA」間奏でライター着火を見て、おお、これがあの……! と思った……きれいだったな〜。アンコール待ちでハッピーバースデー歌ってるときにも(ヒデさんのお誕生日でした)Jスレさん達がライター着火してくれていて、それは感激しました。
 バースデーケーキが出てきたよ。そしてヒデさんはステージから飛び降りたらしいです。私はイマイチ見えなくて、現場にいながら何もかも伝聞ですが……。新曲はかっこよかった。

 ライヴ後はSethくんのお友達のJスレさん達に混ぜてもらってごはん食べたり、ホテルで「LONGINUS」上映会をやったり、名前だけで選んで「櫻井」という食堂に入ったり(美味しかったですよ!)、獅子舞のお獅子が引いてくれる機械仕掛けのおみくじで性懲りもなく恋みくじを引いてみたり、ベガッタくんのパペットを(Sethくんが)おみやげにしたり、ネタ満載の旅でした。おなかいっぱいだ!
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死ぬかと思った

 地獄のドライヴから生還しました。よ、よかった……! 生きて帰って来られたよ!
 せっかく免許も取ったことだし、忘れてしまわないうちに車を運転させてやるという父の心遣いあふれる企画だったわけですが……最後にハンドルを(卒業検定で15分ちょっと)握ってから1か月あまり、あらかた忘れて……ました……。
 しかも天候は不安定……レンタカーを予約していたため荒天決行でしたが、出発する頃に雷が鳴り始め、雹まで降る最悪のコンディション。父が熟考に熟考を重ねて借りたプリウスは最先端すぎて、エンジンもチェンジレバーもサイドブレーキも教習車と全然違う! とパニくる私。緊張しすぎて若葉マークを付け忘れたまま走り出してしまい、交差点右折(超苦手)でキョドって即座にクラクションの嵐。
 怖ろしかった……!

 ……結局ほとんど父に運転してもらって、私が運転したのはせいぜい1時間くらいだと思います。しかも信号も交差点もなく歩行者もいない高速を……
 プリウスは乗せてもらってるぶんには素晴らしい車だった! 静かだし。いや、慣れてる人だったら運転もしやすいのかも知れませんが……
 今まで何にも考えずに車に乗せてもらってきましたが、いざ自分で運転してみて、皆さんいかに難しいことを何気なくやっていたかというのを思い知らされました……。あらためて感謝したい……。ていうか今、助手席に乗せてもらってバックされたら誰でも好きになるよ私!

 ちなみに目的地は伊香保でした。露天風呂と石段の湯に入ってきました。相変わらず風情があってよいところでした……雨であんまり歩き回れなかったのが残念でしたが。天気悪いのに観光客はいっぱいいたなあ。
 次回は川越だそうです。つーか次があるんだ……!(震)
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田舎は空気吸うだけで太る

 連休は母方の実家(長野に近い新潟)でスキーをし、のっぺ汁(郷土料理)をたらふく食べてきました。

 突如スノーボード熱にとりつかれた弟に便乗して、自分でもいつ以来だかわからない程に久しぶりに滑ったのですが、私にスキーを教えてくれた伯父曰くどうやら10年近いブランクがあったもよう……。そんな私と限りなく初心ボーダーな弟のふたりで時間いっぱいいっぱいまで滑っていたので、伯父は心配してゲレンデまで捜索に来ました(笑)
 実際すごく広いゲレンデで、一瞬現在地がわからなくなって遭難するかと思いましたがね。そして弟との体力の差を思い知る。でもとりあえずひとりでおりてくるぐらいはできてよかった……

 そして夜はくたくただったにも関わらず、振る舞われた日本酒をたのしく呑んでしまった。疲れていたり睡眠不足だったり体調が万全でないときのアルコールなんてありえないのですが、雪中梅の誘惑にあらがえなくて……おいしかったなあ。
 飲めないくせに日本酒が好きです。困ったもんです。

 土曜の早朝の長野新幹線で行ったのですが、スキー客で激混みで死ぬかと思いました……そうかちょうどピークの時期か。雪はあんまりなかったけど。
 久しぶりかつ急激に運動したので全身ビシビシです。
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北東北現実逃避行 その2

 早起きして早めにチェックアウト、町中をふらふら歩いて宮古市魚菜市場へ行ってみる。それにしても「るるぶ」ってすごいよね……見どころ・観光スポットが盛り沢山! みたいに書いてあっても、実際行ったらまるでそんなことな……いやいや。
 海産物も生魚も大好物なんですが、いざ鮮魚市場に行くと何を買っていいかわからないんですよね……。結局ものすごく適当におみやげを選び、あとうにご飯のおにぎりを買いました。私、食事に関しては「この店で!」というのをほとんど決めていなくて、よく食べはぐるので、ひとりのときは携帯するのが確実だと気付きはじめた……。
 このときも市場の食堂で朝ご飯、とか思ってたら時間なくなって食べられなかったし……

 気分次第では朝から次の目的地に行っちゃおうかな、とも思っていましたが、天気が好いので予定通り観光船に乗ることにして、再び浄土ヶ浜へ。
 昨日遭遇した「陸中海岸・ローカル線と海の幸」ツアー(仮)ご一行様とまた一緒でしたよ(笑)海がきれいで楽しかったけど、船から見たら私が昨日歩いた浜辺は観光客でいっぱいで、あー行っておいてよかった……! と心底思いました。
 餌付けされたウミネコが船に群がってくるのを、私はあんまりかわいいと思えずに見ていました。ああいうのは遠くを飛んでるから風情があっていいのに……

観光船からウミネコ

 龍泉洞のある岩泉へは、宮古から再び三陸鉄道で小本へ出て、そこからバスに乗り換えなのですが、この小本駅が予想以上の何にもなさで……バスを1時間近く待たなきゃいけないので、ここでお昼食べるつもりだったんですが、駅の売店以外に店がなかったよ……
 岩泉は、午前中は海にいたのが嘘のような山の中で、遠野まで行かなくてもすでに日本昔話な景観でした。そして龍泉洞まで来てようやく観光地に来た! という気分になりました(笑)

龍泉洞付近

 子どものころ、どうくつをたんけんするを読んで以来、鍾乳洞に憧れ続けていた(そして連れて行ってもらった日原鍾乳洞には不満だった)私ですが、龍泉洞はすごかった……。地底湖もきれいだったけど、とにかく鍾乳石がすごい!
 洞内の高低差が結構激しくて、いちばん高い「三原峠」を通るのは正直、かなり本気で怖かったです。だって超狭くて急で濡れている螺旋階段をのぼっておりるんだよ! しかも天井が低くて(10年で1センチずつ伸びる鍾乳石さまを削るなんてとんでもないので)、体をかがめなきゃいけないし……。おかげさまで探検気分を十二分に味わえました。うっかり氷渡探検洞(ヘッドライトのみで腰まで水に浸かったりしつつ本気の洞窟探検)に申し込んだりしなくて本当によかった……。
 新洞科学館も見応えがあって楽しかったです。鍾乳洞熱に火がつきそうです……秋芳洞にも行ってみたいな〜。

 これで全行程を終え、あとはバスで盛岡駅まで行って新幹線で帰るだけ……だったのですが、盛岡駅まであと10分、というところでまさかの交通事故による通行止め、しかも復旧の見込みが立たないというアクシデント……! 仕方がないのでバスを降り、運良くわりとすぐタクシーを拾えたので駅まで行ってもらいました。
 しかもタクシー代を払ったら財布に残った現金が500円もなく……。新幹線の切符はカードで買えるからいいとして、おなかすいた……どうしよう……と途方に暮れたのですが、いま駅にもATMがあるんですね……!(無知)無事に海鮮小わっぱ弁当にありつけました!(笑)
 あれだけ時間をかけて青森から岩手まで移動してきたのに、はやてに乗ったら2時間ちょっとで東京に着いてしまいました。新幹線ってすごいな。

 観光客がいないわけではなかったけれど、どこへ行っても観光バスを連ねてやってくる団体さんがほとんどで、ひとりでうろうろしていた私はやはり浮いていたかも知れません。寒いからってアナスイのフェイクファー着てたしね……
 たとえ乗客がたったひとりでもちゃんと時間通りにバスが来てくれることにあらためて感動しました……(来なかったらどうしようと思いながらひとりバス停でぼんやり、の繰り返しだったので)
 そしてひとりで・自由に動くことは何より高くつく、こともわかった……。まったく贅沢していないのに信じられないぐらいお金がかかりましたよ……移動に。「陸中海岸・ローカル線と海の幸」ツアー(仮)だったら同じコースでも1万円は安く済んだのではなかろうか。

 ともあれ、充実した旅行でした。ひとり旅は思ったより寂しくなかったです。
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北東北現実逃避行 その1

 目が覚めてバスの車窓から外を見たら、思った以上に見たことのない景色でした。樹木の感じが違う……のかなあ。

 7時に本八戸駅でバスを降り、八戸を経て三沢へ。乗客はジャージ姿の学生さんが多かったです。寒いので、ホームに停車中の電車のドアは基本的に閉まっていました(乗降するときはボタンを押して開ける)。
 寺山修司記念館が開く9時まで、リアルに昭和な三沢駅の待合室でストーブにあたりながら時間を潰しました。

 三沢駅から寺山修司記念館まではタクシーを使う以外に足がなく、片道3000円近くかかりました……。入館料は300円なんだけど、交通費が往復で6000円……(涙目)
 そもそも寺山修司記念館に行きたくて企画した旅行なんですが、ホントそれが大変で……計画立ててるときも「いっそ三沢に行くのをやめればすっごく楽に安くまとまるのでは……」と何度となく本末が転倒しかけました。

 でも、苦労した甲斐はあった……と思う。

寺山修司記念館

 何しろ見学者が私ひとり(!)だったので思う存分あちこち見てまわったあげく、そのうち我が家にいるようなくつろいだ気分になってきて(笑)何をするでもなくただぼんやり、かなりの時間居ました。
 メインの展示は舞台を意識した大仕掛けなもので、ひとりで見るのはもったいないくらい凝っていました。なんか音楽が騒がしくてひとりだという気がしなかった。
 記念館の裏の松林を寺山の歌碑をたどりながら歩いていくと、きれいな沼を見下ろす素晴らしく景色のいい場所に、文学碑がありました。

沼を見下ろす
文学碑

 マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや
 一粒の向日葵の種まきしのみに荒野をわれの処女地と呼びき
 君のため一つの声とわれならん失いし日を歌わんために

 の、三首が彫ってありました。
 泣けてくるくらいいい場所だったけれど、すごく寂しいところだったので、寺山本人はあんまり嬉しくないかもなあ、とか思ったり。記念館とか碑とかいうものはそういうものですが。
 駅から記念館までの道も湖のそばを通ったりしてなかなか楽しいドライヴでした。

 その後八戸まで戻り、東北本線で2時間かけて久慈へ出て、久慈から三陸鉄道北リアス線を終点・宮古まで乗って陸中海岸沿いに岩手県に入りました。4時間ぐらい電車に乗っていた……。
 三陸鉄道は楽しかったけど思ったより海が見えなかったです。特に後半。「陸中海岸・ローカル線と海の幸」ツアーとかそんな名前のご一行様と、八戸からずっと一緒だったんですが、ツアーご一行が途中で降りた途端海が見えなくなりました(笑)

 久慈での乗り換えが予想外にうまく行ってしまい(おかげで名物うに弁当も食べはぐったよ!)予定より早く宮古に着いたので、明日の朝イチで……と思っていた浄土ヶ浜に思いきって行ってみました。
 ……行ってよかった。日没がせまっていたせいで人けもなく、たそがれどきの浜辺はすごく静かで、確かにこの世ならぬ空間でした。

浄土ヶ浜
浄土ヶ浜

 あっという間に日が暮れて、真っ暗で寒い中ひとりぼっちでバスを待つはめになったり(そして運転手さんにぎょっとされたり)しましたが、「浄土」を見た代償だと思えばそのくらいは!

 市街に戻り、駅前の蛇ノ目本店さんでうにと牡蠣の入ったほたて丼を食べてチェックイン。
 予約時に「女性の方にはオススメできませんが……」と言われて断られかけたのを強引にお願いしたお宿だったので、かなりドキドキだったのですが、……確かに水まわりはキツかった。特にトイレは入ってすぐ男性用の朝顔がある感じで、ハナから女性客は想定外なんだなーと(笑)釣りのお客さんがメインのお宿だったようです。無理を言ってちょっと申し訳ないことをしてしまったな。
 部屋はきれいな和室でお布団だったので、私は下手なビジネスホテルよりよかったんですけどね。

 つづく。
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