センチメモリー/センチメモ

いつの間に私たちはこんなに遠くへ
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北東北現実逃避行 その2

 早起きして早めにチェックアウト、町中をふらふら歩いて宮古市魚菜市場へ行ってみる。それにしても「るるぶ」ってすごいよね……見どころ・観光スポットが盛り沢山! みたいに書いてあっても、実際行ったらまるでそんなことな……いやいや。
 海産物も生魚も大好物なんですが、いざ鮮魚市場に行くと何を買っていいかわからないんですよね……。結局ものすごく適当におみやげを選び、あとうにご飯のおにぎりを買いました。私、食事に関しては「この店で!」というのをほとんど決めていなくて、よく食べはぐるので、ひとりのときは携帯するのが確実だと気付きはじめた……。
 このときも市場の食堂で朝ご飯、とか思ってたら時間なくなって食べられなかったし……

 気分次第では朝から次の目的地に行っちゃおうかな、とも思っていましたが、天気が好いので予定通り観光船に乗ることにして、再び浄土ヶ浜へ。
 昨日遭遇した「陸中海岸・ローカル線と海の幸」ツアー(仮)ご一行様とまた一緒でしたよ(笑)海がきれいで楽しかったけど、船から見たら私が昨日歩いた浜辺は観光客でいっぱいで、あー行っておいてよかった……! と心底思いました。
 餌付けされたウミネコが船に群がってくるのを、私はあんまりかわいいと思えずに見ていました。ああいうのは遠くを飛んでるから風情があっていいのに……

観光船からウミネコ

 龍泉洞のある岩泉へは、宮古から再び三陸鉄道で小本へ出て、そこからバスに乗り換えなのですが、この小本駅が予想以上の何にもなさで……バスを1時間近く待たなきゃいけないので、ここでお昼食べるつもりだったんですが、駅の売店以外に店がなかったよ……
 岩泉は、午前中は海にいたのが嘘のような山の中で、遠野まで行かなくてもすでに日本昔話な景観でした。そして龍泉洞まで来てようやく観光地に来た! という気分になりました(笑)

龍泉洞付近

 子どものころ、どうくつをたんけんするを読んで以来、鍾乳洞に憧れ続けていた(そして連れて行ってもらった日原鍾乳洞には不満だった)私ですが、龍泉洞はすごかった……。地底湖もきれいだったけど、とにかく鍾乳石がすごい!
 洞内の高低差が結構激しくて、いちばん高い「三原峠」を通るのは正直、かなり本気で怖かったです。だって超狭くて急で濡れている螺旋階段をのぼっておりるんだよ! しかも天井が低くて(10年で1センチずつ伸びる鍾乳石さまを削るなんてとんでもないので)、体をかがめなきゃいけないし……。おかげさまで探検気分を十二分に味わえました。うっかり氷渡探検洞(ヘッドライトのみで腰まで水に浸かったりしつつ本気の洞窟探検)に申し込んだりしなくて本当によかった……。
 新洞科学館も見応えがあって楽しかったです。鍾乳洞熱に火がつきそうです……秋芳洞にも行ってみたいな〜。

 これで全行程を終え、あとはバスで盛岡駅まで行って新幹線で帰るだけ……だったのですが、盛岡駅まであと10分、というところでまさかの交通事故による通行止め、しかも復旧の見込みが立たないというアクシデント……! 仕方がないのでバスを降り、運良くわりとすぐタクシーを拾えたので駅まで行ってもらいました。
 しかもタクシー代を払ったら財布に残った現金が500円もなく……。新幹線の切符はカードで買えるからいいとして、おなかすいた……どうしよう……と途方に暮れたのですが、いま駅にもATMがあるんですね……!(無知)無事に海鮮小わっぱ弁当にありつけました!(笑)
 あれだけ時間をかけて青森から岩手まで移動してきたのに、はやてに乗ったら2時間ちょっとで東京に着いてしまいました。新幹線ってすごいな。

 観光客がいないわけではなかったけれど、どこへ行っても観光バスを連ねてやってくる団体さんがほとんどで、ひとりでうろうろしていた私はやはり浮いていたかも知れません。寒いからってアナスイのフェイクファー着てたしね……
 たとえ乗客がたったひとりでもちゃんと時間通りにバスが来てくれることにあらためて感動しました……(来なかったらどうしようと思いながらひとりバス停でぼんやり、の繰り返しだったので)
 そしてひとりで・自由に動くことは何より高くつく、こともわかった……。まったく贅沢していないのに信じられないぐらいお金がかかりましたよ……移動に。「陸中海岸・ローカル線と海の幸」ツアー(仮)だったら同じコースでも1万円は安く済んだのではなかろうか。

 ともあれ、充実した旅行でした。ひとり旅は思ったより寂しくなかったです。
遠くまでゆく | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | 麻子
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