2008.05.22 Thursday
時代が生んだ幻の花
平日(しかも木曜日)だし、前の日の水曜日も友人とごはんの予定を入れているし、自重したほうがいいかな……と悩みつつも行ってしまいました、爆発寸前TOKYO・ヴィジュアル黎明期スペシャル。
だって神楽坂EXPLOSIONだっていうし(GLAYがインディーズ時代本拠地にしていたハコ、Xもゆかりのライヴハウスだそうです。DIMENTIONからEXPLOSIONに戻った記念の爆寸開催だったらしいよ!)。
業務終了30分以上前から完璧に時間配分をし(単に大して仕事がなかっただけなんだけど)定時ほぼジャストに会社を出ました。頑張ったけど1曲目の「悪の華」には間に合わなかった……(涙)
爆寸は町田プレイハウス開催のLUNA SEA限定、通常爆寸に続いて3回目の参戦で、正直初回と2度目は実際バンドがいるわけでもない擬似ライヴ空間(ステージではDJの浅井さんがひたすら音源をかけている)で飛んだり跳ねたり腕を振ったりすることに抵抗がなくもなかったのですが、……今回はライヴとあまり変わらないテンションで踊り狂ってきましたよ。三度目の正直ですかね。それとも単に早い段階で「千ノナイフガ胸ヲ刺ス」がかかって壊れただけか(笑)
ていうか心の目で見たら見えた、長髪のTERUとかポニーテイルのhydeとかロングコートにリボンブラウスのRYUICHIとかが。95年の美しい姿でステージにいたよ。
私はBUCK-TICK→LUNA SEA→GLAYと来てしまい、Xおよびその時代のエクスタシー系も通っていないので、90年代とはいえヴィジュアル黎明期の曲はほとんどわからないのではないかと危惧していましたが、実際ZI:KILLとか東京YANKEESとかは初めて聴きましたが、それでも通常爆寸よりはアウェイじゃなかった感が(笑)
大盛り上がりだった90年代後半の名古屋系も私は普通にわからなかったしね……。ああでもLaputaとPIERROTは振りがすっっごく多彩で羨ましかったなー。また私の前にいた小柄なおねえさんが完璧だったんだ……フリもそうだし、手扇子もヘドバンも上手かった! 腰を落とし上半身を倒して振りまくる正しいヘドバンを見ました。私はヘドバンができないので周囲がヘドバンの海になっても立ち尽くしていて、大変申し訳なかったです。N条氏はアタマ振ってたよ(笑)
グレイ・ラルクを2曲ずつかけるとしたら、それぞれ「千ノナイフ〜」と「彼女の"Modern..."」、「DUNE」と「Blurry Eyes」という選曲は完璧。浅井さんはさすがにわかっておられる。
初期グレイ、初期ラルク、初期黒夢はもう皮膚で記憶しています。そのあたりが最もリアルタイムだったので。そんなわけで歌モノ名曲コーナーが最も楽しかった。
SOPHIAの「Believe」を初めて聴いて、あー確かに名曲だと思いました。名前を聞いただけで懐かしくなるのはEins:vier。95年当時はラルク・グレイと一緒にイベントに出ても全然釣り合うようなバンドだったんですよ、アインス……
そして「悲しきASIAN BOY」がかかった瞬間このイベント本当に神だと思った。
あんまり言及されないけど当時のヴィジュアル系好きは皆聴いてたよねイエモン……! イエーッサーー!(号泣)
Xジャンプも初体験。楽しい、これ……!
しかしドームでご本尊を前にしてならともかく、神楽坂の地下でやってるとホントどこかの宗教団体だ(笑)
高校生の頃(当時Xは崩壊寸前でグダグダだったため、皆結構冷めた目で見ていた)、Xジャンプとかできねえ〜バカみたいだよねあれ! と散々言い合った私はつくづく青かった……ごめんなさい。10年後嬉々としてやってるよ〜って教えてあげたいですが、17歳当時の私は「10年経ってもまともな社会人にもならず恋人もできず、今と同じようなことしてたらどうしよう……」と本気で怯えていたので、まったくその予想どおりな上エクスプロージョンでXジャンプ、とか知ったら世を儚んで飛び降りそう(笑)
これはこれで非常に楽しいというのだけは予想外でした。
この何年かはとにかく前、前、と思っていて、懐古ばっかりしてたって進めないと思ってたけど、そんなことなかった。
自分がずっと好きなものを心底素晴らしいものだと思えることは自己肯定に繋がるし、ライヴのあとは、これがあるからひとりでも全然平気だ、って思える。自由に動ける。
それは端から見たら痛々しいかも知れませんが、強さには違いないと思うのです。
だって神楽坂EXPLOSIONだっていうし(GLAYがインディーズ時代本拠地にしていたハコ、Xもゆかりのライヴハウスだそうです。DIMENTIONからEXPLOSIONに戻った記念の爆寸開催だったらしいよ!)。
業務終了30分以上前から完璧に時間配分をし(単に大して仕事がなかっただけなんだけど)定時ほぼジャストに会社を出ました。頑張ったけど1曲目の「悪の華」には間に合わなかった……(涙)
爆寸は町田プレイハウス開催のLUNA SEA限定、通常爆寸に続いて3回目の参戦で、正直初回と2度目は実際バンドがいるわけでもない擬似ライヴ空間(ステージではDJの浅井さんがひたすら音源をかけている)で飛んだり跳ねたり腕を振ったりすることに抵抗がなくもなかったのですが、……今回はライヴとあまり変わらないテンションで踊り狂ってきましたよ。三度目の正直ですかね。それとも単に早い段階で「千ノナイフガ胸ヲ刺ス」がかかって壊れただけか(笑)
ていうか心の目で見たら見えた、長髪のTERUとかポニーテイルのhydeとかロングコートにリボンブラウスのRYUICHIとかが。95年の美しい姿でステージにいたよ。
私はBUCK-TICK→LUNA SEA→GLAYと来てしまい、Xおよびその時代のエクスタシー系も通っていないので、90年代とはいえヴィジュアル黎明期の曲はほとんどわからないのではないかと危惧していましたが、実際ZI:KILLとか東京YANKEESとかは初めて聴きましたが、それでも通常爆寸よりはアウェイじゃなかった感が(笑)
大盛り上がりだった90年代後半の名古屋系も私は普通にわからなかったしね……。ああでもLaputaとPIERROTは振りがすっっごく多彩で羨ましかったなー。また私の前にいた小柄なおねえさんが完璧だったんだ……フリもそうだし、手扇子もヘドバンも上手かった! 腰を落とし上半身を倒して振りまくる正しいヘドバンを見ました。私はヘドバンができないので周囲がヘドバンの海になっても立ち尽くしていて、大変申し訳なかったです。N条氏はアタマ振ってたよ(笑)
グレイ・ラルクを2曲ずつかけるとしたら、それぞれ「千ノナイフ〜」と「彼女の"Modern..."」、「DUNE」と「Blurry Eyes」という選曲は完璧。浅井さんはさすがにわかっておられる。
初期グレイ、初期ラルク、初期黒夢はもう皮膚で記憶しています。そのあたりが最もリアルタイムだったので。そんなわけで歌モノ名曲コーナーが最も楽しかった。
SOPHIAの「Believe」を初めて聴いて、あー確かに名曲だと思いました。名前を聞いただけで懐かしくなるのはEins:vier。95年当時はラルク・グレイと一緒にイベントに出ても全然釣り合うようなバンドだったんですよ、アインス……
そして「悲しきASIAN BOY」がかかった瞬間このイベント本当に神だと思った。
あんまり言及されないけど当時のヴィジュアル系好きは皆聴いてたよねイエモン……! イエーッサーー!(号泣)
Xジャンプも初体験。楽しい、これ……!
しかしドームでご本尊を前にしてならともかく、神楽坂の地下でやってるとホントどこかの宗教団体だ(笑)
高校生の頃(当時Xは崩壊寸前でグダグダだったため、皆結構冷めた目で見ていた)、Xジャンプとかできねえ〜バカみたいだよねあれ! と散々言い合った私はつくづく青かった……ごめんなさい。10年後嬉々としてやってるよ〜って教えてあげたいですが、17歳当時の私は「10年経ってもまともな社会人にもならず恋人もできず、今と同じようなことしてたらどうしよう……」と本気で怯えていたので、まったくその予想どおりな上エクスプロージョンでXジャンプ、とか知ったら世を儚んで飛び降りそう(笑)
これはこれで非常に楽しいというのだけは予想外でした。
この何年かはとにかく前、前、と思っていて、懐古ばっかりしてたって進めないと思ってたけど、そんなことなかった。
自分がずっと好きなものを心底素晴らしいものだと思えることは自己肯定に繋がるし、ライヴのあとは、これがあるからひとりでも全然平気だ、って思える。自由に動ける。
それは端から見たら痛々しいかも知れませんが、強さには違いないと思うのです。