センチメモリー/センチメモ

いつの間に私たちはこんなに遠くへ
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ばら色の頬をしたくだらない少年時代なんか

 前々からちゃんと読んでみたいと思っていた中村明日美子の、ばら色の頬のころをやっと読みました。
 全寮制の男子校でタイプの違うふたりの少年が出会って、惹かれて、すれ違って、傷ついて……っていう少年モノの定石を全部押さえていて、でも話には現代っぽさがあって、よかったです。
 アンドルーがかわいいなあ。わりとよくいるタイプの子だと思うけど、でも魅力的ですよね。ちょっとスレた感じなんだけど実際はみんなの世話焼いて走り回っちゃうみたいな(笑)人妻と寝まくっているのに、ポールのことがすごい好きで、ポールには純情なところとかがホントかわいい。あとオブライエンとユージーンのカップルもいいですよね、見た目が良くて(笑)
 ……という感じでキャラクターを愛でつつ入り込めたので、ほんとに読んでいて楽しかったです。

「自分のこと愛してない人間はどーやって隣人を愛したらいいのかな」って切実に疑問だよね。

 中村明日美子はゴスロリバイブルの短いマンガでしか知らなかったので、意外と動きのあるマンガを描くんだなあ、と思いました。描線が細くて綺麗なのでもっと静かな、おとなしい話描く人かと勝手に思ってた。
 しかしカバーとオノ・ナツメのオビにつられていきなり前日譚と後日譚を読んでしまったようなので、本編の『Jの総て』もちゃんと読みたいと思います……

ばら色の頬のころ (F COMICS)
中村 明日美子
本・活字 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | 麻子
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