センチメモリー/センチメモ

いつの間に私たちはこんなに遠くへ
<< December 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

死にたい人間たちの生き様

 これも何かの縁かなと思って、SNSでたまたま知った「朱霊たち」という映画を観てきました。横浜・黄金町のジャック&ベティっていう映画館で。行ったことない町の小さい映画館でひとり、アンダーグラウンド(?)な映画を見たりしてみたい気分だったんです……

 肝心の映画は、面白かった……です。不思議な話でした。ああいう世界に親近感を持っているわりに、実際映画を見たりしたことがぜんぜんなかったので、自分でも感想がよくわからない……でも嫌いな世界ではありませんでした。
 監督が舞踏家さんで、そういう要素はやっぱり強かった。出演している人たちも役者さんというよりはダンサーなんだと思うし。台詞はぎこちない部分もあったけど、体とか動作とかは本当にきれいでした。全体に絵はすごくきれいだったなあ。
 ただ、私は個人的にダンスだけはどうも前衛とかコンテンポラリーが苦手で……大概どのジャンルでも新しければ新しいほど好きなんですが、ダンスに限っては超古典のクラシック・バレエの方がいいです。コンテンポラリーダンスはどうも生々しくて……舞踏(暗黒舞踏)もそうだし、あと大学の授業でヴィデオを見たピナ・バウシュもつらかった……。
 ので、この映画でも特に性の描写は多少しんどかったです。下品な感じじゃないんですが。

 最寄りが京急の駅になってたので初めて赤い電車で横浜へ出ました……が実際着いたら普通に伊勢佐木町でした。いつもの東横線でもぜんぜん良かった。
映画 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | 麻子

そこに在るようにあるだけ

 原作は未読なんですが、「蟲師」を観ました。最近ほんと邦画ばっかり見てるなあ。
 2時間半は長かった……そして途中ちょっとかったるいなーと思った……。でも、全体としてはよくできてたと思うし、面白かったです、私は。話が一本道で見やすかった。起源問いの話、で(育ての)親と決着をつける話。
 つーかオダギリジョーがかっこよかった……! いや、私も人並みにオダジョー好きですが、5分に一回「かっこいい……!」と思うほどのトキメキは今回が初めてだし、「東京タワー」のオダジョーには特に感ずるところもないので、ギンコさんがかっこよかった! と言うべきですか(笑)概ね「ギンコさんかっこいい……!」と思いながら見ていたので、細かいことをよく覚えていません……。あー、私もギンコさんにおんぶしてもらいたいなあ!
(ああ、でも、演技でいったら「メゾン・ド・ヒミコ」のほうがぜんぜん良かったと思う、オダギリジョーは。)
 淡幽もかわいかった。袴はいいですよね! 大友克洋がこれ実写で撮ったのは、大友絵でアニメにすると淡幽がかわいくならないからかなーとかくだらない邪推をしてしまいました(笑)

 わりといろいろ思うところがあったはずなのに、「ギンコさんにおんぶされたい」に収束してしまって何も思い出せません……ダメだ……。今、心が揺れていて、ちょっとかっこいい男の人なら誰でも好きになっちゃうような精神状態なもので、すみません(笑)
 半分気の迷いだとはわかっていますが、精神の安定のために「時効警察」は見ようと思いました。やっぱり非現実(二次元)が必要だ……。
映画 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | 麻子

面白!

 前編を見たからには後編も見ないと収まりがつかないので、という消極的な姿勢で見に行った「デスノート the Last name」ですが、……前編と打って変わって今度は面白かったよ!
 原作の見せ場をうまいこと盛り込みながらテンポよく話を進めていたし、何よりラストが……! 原作とはかなり違う結末でしたが、個人的にはむしろ原作より良かったです。原作で泣かされたL派・ライト派ともに納得できる、救いのある結末だったんじゃないかと。
 特にL……泣けたよ……! 立ち読みしていてLの登場シーンに撃ち抜かれ、コミックスを買いに走ったあの日のときめきを思い出しました……。
 レッチリの「スノー」とレムさんの声(池畑慎之介)もよかった。
 Sちゃん、声かけてくれてありがとう!
more >>
映画 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | 麻子

さらば、ジャック・スパロウ

 気が付いたら結構9月は予定が入っていて(ありがたいことです)、今日みたいに一日あいてる日曜日は有意義に使わねば、と心に誓ったはずなのですが。
 ……起きてられなかった……。
 一日中軽く目が回っているような感じで、何かを食べては寝ていました……ああ……
 おかしい、そこまで疲労困憊するような生活はしてない筈だ……ストレッサーも特に思い当たらない。

 確かに週末は結構出歩いたけど……
 金・土と2日続けて新宿で遊んでいました。金曜の夜はモザイク通りに新しくできた「カランコロン京都」というかわいい和風のお店で手提げを衝動買いし、土曜日は久々にone行ってから池袋で映画鑑賞。oneはまたしても収穫なしです。最近どうもねー……うーん。

 観た映画は「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」です。面白かった! 今回もちょっと冗長だなあとも思うけど、まあ、いいです、もうそんなことは。まさにハリウッド娯楽大作! っていう映画を久しぶりに見て嬉しかったので。これですよ私の求めている映画は!
 オーリイは前回よりは頑張っていたよね!(笑)サービスショットもいっぱいあったような……気のせい? エリザベスは相変わらずキレて喚いているところがかわいかったし。あ、ティア・ダルマもかわいかった!
 最初の方のみんなで人食い人種(?)に捕まるあたりがもの凄くおかしかった……
 一緒に行った某条は途中寝まくった挙げ句、ラストに登場したあの人に異常なほどときめいていた……どうなの……? 好きすぎると思うよ!

 そんなこんなで今日食べることと寝ること以外にしたことは某条が貸してくれたデトロイト・メタル・シティを読んだくらいか。すごい面白かったです(笑)ゴートゥDMC!
映画 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | 麻子

人間の頭が、変になっている

 何はともあれともかく腐ってもジブリだし、原作は『指輪物語』『ナルニア国物語』と並ぶ三大ファンタジーのひとつだし、ということで一応「ゲド戦記」を観ました。
 ……いや、ほとんど期待してなかったはずなんですが……予想を遙かに上回るダメっぷりで……なんかもう、見終わって呆然……。ほんとにいいとこがいっこもなかった……!

 最初は世界的な異変の予兆で始まったのに、いつのまにか町内の話になり、最後はゲド・テナー・アレン・テルーの疑似家族に収束していくスケールの小ささにびっくりです。「世界の均衡が崩れている」のはどうなったんだ……結局何ひとつ解決していないよ。それなのに登場人物たちはすっかり大団円で、自分の問題さえ解決すればあとはどうでもいいみたいな雰囲気が非常にきもちわるい。
 アレンの恐怖に歪んだときの顔が「新世紀エヴァンゲリオン」の絵に似ていたせいもあって、今更90年代後半に流行った「セカイ系」の主人公を使って「命を大切にしない奴なんか大嫌いだ!」というお説教を延々されたような……あー、やっぱりきもちわるい……。

 物語にはひとつの大きな流れみたいなものがあり、その流れのなかで幾つものエピソードが有機的に繋がったり絡み合ったりしている、と思うのですが、この映画にはそういう「流れ」や「繋がり」みたいなものが全く感じられませんでした。ただ、場面場面を無理やりつぎはぎした、という感じで、ひとつの物語として成立していなかった。
 もはや原作に忠実とかそうでないとかいうレベルじゃなく、非常に出来の悪い二次創作ですよね……。原作から気に入ったところだけを借りてきて、都合のいいように改変し、作者の好みのシーンをご都合主義的にでっちあげていたようにしか見えなかった。スタジオジブリがこれじゃ、この先生まれてくる作品はすべて劣化コピーのリメイクか二次創作しかないのかも知れない……と暗澹たる気持ちになりました。

 しかしこれだけグダグダに踏みにじられているにも関わらず、かっこいい世界観だな、と思える部分があって、原作のアースシーの懐の深さを感じました……。竜に関する設定とか、「真の名」とか。原作未読なんですが、読んでみたくなりました。

 あーつぎはぎと言えば今までのジブリ作品のつぎはぎでもありました、この映画。クライマックスは「千と千尋の神隠し」でしたよ……。落ち目だとか、つまらなくなったとか言われてもやっぱり駿は偉大だなあ……とあらためて思わされた……
 こんなどうしようもない映画でも、ジブリだというだけで人々が観て(私のように……)、それなりの興行成績になるんだろうなー、というのが怖ろしくもあり腹立たしくもあり。
more >>
映画 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | 麻子

腐っても超大作

 突然呼び出されて「ダ・ヴィンチ・コード」を観ることに。シネマサンシャイン前におそろしく人がたかっていておののきましたが、どうやら皆「デスノート」が目当てだったようで(……)「ダ・ヴィンチ・コード」は空いてました。
 事前に悪い評判ばかり聞いていてほとんど期待していなかったのですが(むしろ、そのせいか)、わりと良かった……です……。途中、つまらなく感じる箇所のほとんどは原作に責任があると思うし。まあ、私は原作既読で、かついい感じに細かいところは忘れているのでちょうどよかったのかもですが……私は気付かなかったんですが、冒頭で殺されるのがルーヴル美術館の館長だということからしてはっきりした説明はなかったようなので、確かに何の予備知識もなく見に行ったらきついのかも。
 つい直前に見た「デスノート」と比べてしまって、やっぱり原作を映画化するにあたっての処理の仕方は全然うまいと思ってしまったなあ。さすが腐ってもハリウッド……。前半の暗号解読のあたりはどうしても活字には敵わないけれど、後半はむしろ映画の方がよく整理されていて面白いと思う。特にラストは小説でよくわかってなかったところをはっきり見せてくれて、スッキリしました(笑)
 オドレイ・トトゥがかわいい。そうそう、ラングドンとソフィーの関係も小説より映画のがさらっとしていてよかった!

 映画の後はあすかちゃんと合流してサッカー日本代表愚痴大会(苦笑)代表のふがいなさを嘆いたり、日本サッカーの未来を憂いたり、協会幹部を罵倒したり、しまいにはお互い声がかれていました……。わあわあ喋り倒してしまって本当すみませんあすかちゃん……
映画 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | 麻子

えるしっているか

 店で「映画、『デスノート』が『ダ・ヴィンチ・コード』を抜いて1位らしいですよ」と聞いて「ええっ! だってあの映画、どんな層が観に行くんですか? 藤原竜也ファン?」とか白々しく返した私ですが、……すみません、それは、私です! 観に行きました、「デスノート」……某条とSちゃんとSethくんを誘って……

 しかし本当にえらい混みようでした。シネマサンシャインで、6時の回を見ようとして30分くらい前に行ったらもう全然立ち見で、結局先にごはんを食べてから8時40分の回を見ることに。久々にマッシュマンズ・カフェに行ったよ。
 肝心の映画は……ははっ!(乾笑)……何ていうか、無意味で逆効果な辻褄合わせや理由付けが多いような。ライトは「退屈だったから」というだけの理由で「新世界の神になる」と決意するところがヤバくていいのに、六法全書投げ捨てたりとか(笑)ただの抑圧された優等生に見えてしまうよー。むしろわざわざ悪所に行ったりすることのほうが不自然だよー。登場人物の行動の動機やストーリー展開にしっかりした裏付けを与えようとしてるのが全部裏目に出てる感じでした。
 そしてレイ岩松が仮面ライダーにしか見えなかった……ナオミさんもあれはないよなー……。期待していた藤原竜也くんは、原作とはまた違う方向性でキモかったです(笑)

 終わったあと場内騒然というぐらいざわざわしていて、皆やっぱり言いたいことが沢山あるんだ……と思いました。「姑獲鳥の夏」のときもそうだったんだけど、ちゃんと色々覚悟して臨んでいるにも関わらず絶対こっちの予想の斜め上をいくダメぶりでいつも愕然とします……凄い……。
 ぐだぐだ言いつつ続編も見てしまうのだろうか……
more >>
映画 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | 麻子

健さんカッコイイ

 犬×高倉健=お涙頂戴義理人情、と勝手に先入観をもっていた南極物語ですが、実際見たら本気で感動してしまいました……。なめてた! なめてたよ!(笑)まさかあんな、犬たちと南極の大自然が素晴らしい、淡々としたドキュメンタリータッチの映画だとは思わなんだ……。おそらくは当時の最先端だったであろうシンセの音楽もよかったです。
 何よりあのいさぎよい幕切れにびっくりしてうっかり泣きました。あそこで、タロ・ジロと再会して抱き合ったまさにその瞬間に終わるからいいんだよね! 少し唐突なくらいの終わり方のほうが余韻が残るよ……。最近の映画は途中が良くても大抵ラストがかったるいので余計に新鮮で驚いた……。

 ディズニー版の公開前に地上波でこれをやったのは失敗……なのでは……

映画 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | 麻子

逃した魚?

 連休ですがずっと家でぼんやりしてました。年末疲れたので……(確実に年々減少している私の最大HP)

 したことと言ったら「ビッグ・フィッシュ」を観たくらいかなあ。
 一方的に感性をお慕いしている人たちも含めて各方面で絶賛されていたぶん、私自身はモヤモヤしそうだな……という直感があったので劇場には行かなかったのですが、やっぱり……私は合わなかったです。良い映画だと思うけど(私には)退屈だった。ティム・バートンだと思うから余計……そしてこの映画で彼は監督として大人になった、と評価されたんだよなーと思うと「ほんっと世の中ってそんなもんだよね(悟笑)」という気分になります。
 言われていたほど「幻想的」とか「ファンタジー」とかあんまり思わなかったし……手法がそれっぽいだけでわりとふつうに現実の話ですよね。絵はすっごくきれいだったけど。
 あ、一目惚れした女の子の名前を知りたくて、1か月働くごとに給料の代わりに個人情報をひとつ教えて貰える条件で何年もサーカスで働いてプロポーズするエピソードを見ていて、メールアドレスもゲットできない……とうじうじしている自分を情けなく思いました(笑)突拍子もないフィクションと我が身の現実を引き比べるのは私の悪い癖なんですが!

 あとは高校サッカーの決勝をぼんやり見たくらい……
 野洲高校おめでとうございます!!
 遠野か野洲かどっちか勝ったらいいと思って見てました、坊主じゃない学校ひいきで(笑)強豪校もいいけれど、国立の芝を初めて踏んだ! みたいな学校も初々しくていいなーと思います。あと野洲の監督は結構男前な気がします(笑)

映画 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | 麻子

あんたがすきよ

「メゾン・ド・ヒミコ」を観てきました。

 今まで興味なかったオダギリジョーを少し好きになりました。本当にゲイにしか見えなかった。美しくて色気もあってよかったよ。
 美しいと言ったら卑弥呼さんなんだけどね……「死期が近い老いたゲイ」なのに容貌とかを超えて美しかった、凄い。「あんたがすきよ」には悔しいが泣けました。

 ぱっと見どこにでもいるごくフツーのおじさん、なゲイが何人も出てきて(先生とかヤマザキさん)、知らないうちに私も世間のステレオタイプにはまっていたなと気付かされました。
 そんなヤマザキさんと柴咲コウがお部屋でファッションショーをやるシーンが好きです。「ゴスロリなんかもうやめる(超要約)」とかぐずっていた自分を心より恥じました……(そういう問題でもないんだろうけど)

 老人問題はいつでもどこでも深刻ですが、それがセクシャルマイノリティと絡むと倍率ドンで、本当に救いがなくてしんどい問題で、何もかもひっくるめて生きるのは大変だと思いました。
 気にはなるけどまあいいか、で見送ろうとしていた映画ですが、観てよかったよ。ありがとう某J。

 某Jは、オダギリジョーに散々ちょっかいを出していた少年が結局ゲイのホームに手伝いに来る理由をぜんぜん理解できなかったらしく、「オダジョーを好きになったからじゃないの」と言ったら本気で「そうなんだ!」と驚いていました。恋愛アンテナ圏外の私に何かを教えられるようじゃおしまいだよ!
映画 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | 麻子